資格というのは、自分の何かしらの知識やスキルを証明するものです。国家資格、民間資格など種類はありますが、資格によっては「花嫁道具にもならない」なんて揶揄されてしまうものもあります。
そのような中、元々「持っていて損はない」資格として人気だった資格が、更に人気になっているものもあります。「看護師」の資格です。看護師は専門性が高く、取得には難易度が高い国家資格ですが、近年の看護師不足も相まって、持っていれば一生仕事に困らない資格として若い世代から30～40代の女性にまで人気が出始めています。
さて、そんな看護師資格ですが、通信講座で勉強して頑張れば合格できるというものではありません。なにせ看護師は、医療行為は直接的には行わないまでも、生命に関わる医療補助行為を行う職業です。そのため実習を行わなくては受験資格すら与えられないのです。看護師資格を取得するためには、まず看護師になるためのコースが設置された大学・短大・専門学校で3年もしくは4年学ぶ必要があります。
看護師になるために学ぶ分野は4つ。まずは「基礎分野」です。基礎分野といえど、看護師に関係のある基礎分野というよりは一般教養の内容がほとんどです。看護師としての基礎は「専門基礎分野」で学び産ます。生理学・解剖学・病理学・公衆衛生学など医療だけでなく福祉についての学習まで含まれています。
看護師としての本格的な学習は「専門分野Ⅰ・Ⅱ」と「統合分野」で学びます。「専門分野Ⅰ・Ⅱ」では、看護実践のために必要な知識（基礎看護学、成人・老人・小児看護学、母性看護学など）を学び、「統合分野」で実際に医療施設で実習を行います。
これらを3年ないし4年かけて卒業することで初めて国家試験の受験資格を得られることになります。国家資格の合格率は90％前後になりますから、ほぼ卒業＝国家資格取得と考えても差し支えないでしょう。看護師資格は一度獲得してしまえば期限はありません。辞めたとしても服飾しやすいため、結婚や育児で一度は辞めた看護師が再就職することも珍しくありません。まさに「持っていても損のない資格」なのです。
最近では、『スーパーナース』のサイトなどで求人案件は簡単に探せます。スーパーナースは、看護師の求人サイトとして有名で、エージェントが転職の手助けをしてくれるサービスです。また、看護師不足なので最近では条件のいい看護師求人案件も多く、スーパーナースのエージェントに紹介すれば自分に合った上で、報酬のいい求人案件を紹介してもらえることも期待できます。
まさに女性にとって最強の資格は「看護師」だというのも頷ける話ではありませんか。